CROSS TALK #02

芸術職の若手社員が語る!
東映アニメーションの強みとは?

集まったのは、入社4年目までの若手社員5名。
それぞれのポジションでアツく頑張る「芸術職」のメンバーに、
仕事のオモシロさ、会社の魅力、挑戦したいことを語ってもらいました。

MEMBER PROFILE

A.S

製作部
アニメーター

W.M

製作部
演出助手

E.H

製作部
美術(背景員)

M.T

製作部
製作進行

M.N

製作部
色彩設計

CHAPTER 01

東映アニメーションに入社を決めた理由は?

僕は自分の作ったものを子どもから大人まで、たくさんの視聴者に見てもらえると思ったのがきっかけですね。
私も、一番の決め手は子ども向けの作品が多いことですね。私自身、「プリキュア」に5歳の頃にハマりましたし、両親もアニメーションが大好きで。夜もずっとテレビで「ドラゴンボール」を流しているような家庭でした。
東映アニメーションは、親とか学校の先生の世代にもファンが多いもんね。それに歴史と実績があるだけじゃなく、待遇や福利厚生がしっかりしていて、私の場合はそこも入社を決めるポイントでしたね。
確かに。アニメーターとしても安心して取り組める環境にあるね。それに、業界でもレジェンド級の先輩や腕利きのアニメーターさんがたくさん活躍していると知って、「この人に学びたい、同じところで経験を積みたい」と思ったのもポイントだったな。
私の場合は、昔からアニメーションや漫画や映画を見ていて、「いい風景だな」と思うことがよくあって。背景や美術を描くことを仕事にできたら楽しいだろうなと思ったんです。だから今、いろんな作品の背景を描けているのは、難しいけどすごく楽しいです。

CHAPTER 02

これまで取り組んだ作品&仕事は?

新人時代に携わったのは、テレビと映画の「プリキュア」の動画や動画検査。そこで作画のルールや線を引く技術を学んで、3年目から原画担当になり、「ドラゴンボール超 ブロリー」にも参加しました。今は主に「ワンピース」や新作タイトルなどに携わってますね。
私も入社したばかりの時に、「ドラゴンボール超 ブロリー」に色検査で関わらせてもらいました。そのことを父親に報告したら、今まで見たことないくらい喜んでくれました(笑)。その後、オリジナルの単発作品で色検査や色彩設計を経験して、今は「おしりたんてい」で色指定検査をしています。
僕が最初に担当したのは、「タイガーマスクW」の演出助手。立ち上げから最終回まで携わった後に、「ワンピース」のスペシャル番組に関わらせてもらい、現在は「ゲゲゲの鬼太郎」を担当しています。
私は入社後、全体研修後に美術課と仕上課で計6カ月の研修を受けて、現場の仕事を学んだあとに、製作進行になりました。2018年からはプリキュアシリーズの進行に取り組んでいます。プリキュアには、E.Hくんも背景で入ってくれているよね。
そうだね。私の場合、最初の1年は絵を模写する研修をしていて、その後「プリキュア」や「おしりたんてい」の背景美術を描き始めました。今はテレビと映画の「プリキュア」を中心に、「ワンピース」の背景作業などにも参加してますね。

CHAPTER 03

仕事の面白さ、やりがいを感じる部分は?

製作進行の場合、スケジュール管理が最重要ミッションなので、各工程の時間配分が上手くいって、演出サイドと作画サイドの両方から「満足いく仕事ができた!」って言ってもらえたときは、一番充実感を覚えますね。  
私は普段、M.Tさんと一緒に「プリキュア」に携わっているんですけど、時々ヘルプで「ワンピース」の背景を描くケースもあるんですね。この書き分けがすごく難しいんですが、同時にやりがいを感じる瞬間でもあるんです。  
それ、すごい分かる。
うちには個性の違う作品がたくさんあるから、切り替えがすごく難しいんです。ただ、それでも頑張って描いていくうちに、「この作品らしさは、この線の書き方にあるんだ」と分かる瞬間がある。あれがすごい嬉しくて。
どんな作品、どんなキャラクターでも書きこなせるって、アニメーターの憧れでもあるんだよね。じゃあどうしたらうまくなるかというと、憧れの先輩の描きかけの絵や捨てたラフを見て、真似て、そこから学ぶことが多いよね。
確かに教わって上手くなるものじゃないですよね。
その点、当社の場合は、「俺は30年ドラゴンボールやっているぜ」みたいな大ベテランの方から僕みたいな新人まで、机を並べて同じ作品に携わることができる。それがすごく成長の糧になるし、この職場ならではの醍醐味だと思うな。

CHAPTER 04

入社して感じた東映アニメーションの強みは?

そもそも業界的に、「演出助手」というポジションの募集自体が珍しくて。助手として色々な演出さんについて、様々な演出技法とか仕事の進め方を勉強できるのは、当社の事業規模や懐の広さがあればこそだし、ありがたい点だと思いますね。
「タイガーマスクW」の時は、たしか演出が70代の方だったよね。
そうそう、1960年代の初代タイガーマスクの演出をされていた方。あれはすごい勉強になったね。その一方で、若手スタッフ中心で製作する作品とか、年齢に関係なくチャンスがあるのも強みだなと思う。
私、入社2年目でオリジナル作品の色彩設計をやらせてもらったんですね。監督とほぼ毎日打ち合わせして、「リアルだけどポップにしたい」といった要望に頭を抱えたり(笑)。
それを色で表現するのは大変だ(笑)。
カラフルな作品だったので、恐竜に赤色とか、普段なら絶対使わない色を使ってみたり。自分の型とか枠を超えるチャレンジをさせてもらいました。こういう普通なら難しい経験が積めるのも、うちの良いところだなと思いますね。

CHAPTER 05

あなたが仕事で挑戦していることは?

うちの会社は、「これがやりたいです」と手を挙げれば、チャンスはどんどんもらえますよね。
僕も「ゲゲゲの鬼太郎」の現場に入った時に、監督の方に「エンディングの演出をやらせてください」とお願いしてチャレンジさせてもらったことがある。その後も、自発的に絵コンテを書いて演出さんに意見をもらったり、努力を重ねた結果、「次は本編の演出をやってみよう」とステップアップの機会をいただいて、今まさに挑戦中。
アニメーターの場合は、もっと早く、もっと上手くというのが一番の挑戦かな。
速度は重要ですよね。30分のテレビアニメ1話で大体300枚の背景が必要で、スタッフひとり当たり1日3~4枚書けないといけないのですが、自分のレベルではまだまだ……。なので、スピード感を意識しながら、とにかく今は1枚でも多く枚数を仕上げるようにしています。
私もスピードアップ、特にソフトの使い方が課題ですね。ベテランの色彩設計の方はショートカットがすべて頭に入っていて、ちょっとした調整なら打ち合わせの場でパパパっと修正してしまうんです。そういうスキルは質問して、メモして、実践して、一つひとつ自分のものにするようにしています。

CHAPTER 06

将来、東映アニメーションで成し遂げたいことは?

私は、私が色彩設計をした作品が「色がきれい」と評価されて、ずっと続くロングランの名作になることですね。そのためにも、まずはとにかく経験と技術を磨いて、安心して色彩設計を任せてもらえるようになるのが今の目標です。
私も今はまだ目の前のことでいっぱいだけど、例えばプリキュアなら、限られた話数の製作進行だけではなく、ひとつのシーズン全体を通して管理や進行できるような存在を目指したいですね。
僕は、いつかはキャラクターデザインにも挑戦したいし、演出にもチャレンジしてみたい。本当に描きたいシーンやキャラクターは、監督や演出じゃなきゃ描けないと思うから。W.Mくんも、いつかオリジナル作品の演出やってみたいでしょう?
テレビ作品も、映画も、どちらも監督をやるのが夢だね。東映アニメーションは、そのチャンスが十分ある会社だしね。
私もゆくゆくは美術監督になって、作品の舞台づくりはもちろん、監督さんや演出さんと一緒に撮影や演出方法のアイデア出しから関われるようになりたいですね。

CHAPTER 07

学生にメッセージをお願いします!

僕も最初は初心者でしたし、専門知識は全部入社後に学べます。だから、知識が無くても大丈夫。「やってみたい」と思っていたら、ぜひ飛び込んでほしいです!
絵を描くこと、上手くなることだけに集中できる環境が、ここにはあります。アニメーターとして息長く成長したい人にこそオススメですよ。
絵が描けなくても、詳しい知識が無くても、アニメーションづくりに関われるのが製作進行です。しかも、たくさんのスタッフをどう繋いでいくかで作品の仕上がりも大きく変わるので、実は影響力も大きいんです。この業界にそんな仕事があることを知ってもらえたら嬉しいですね。
絵の技術は入社後にいくらでも追求できる会社です。ですから、学生のうちは舞台を見るとか、映画を見るとか、旅行に行くとか、興味があることに熱中してみてください。その経験がきっとあなたの絵に活きてくるはずです!
E.Hさんと同じように、私も「自分だけが持っているもの」が必ず役立つ仕事だと思っています。好きなことを追求して、色々なものを吸収して、その全てを東映アニメーションで作品づくりに活かしてくれたら最高です! 

※この内容は、2019年11月現在のものです

ドラゴンボール超 ブロリー:©バードスタジオ/集英社 ©「2018ドラゴンボール超」製作委員会
ゲゲゲの鬼太郎:©水木プロ・フジテレビ・東映アニメーション
スター☆トゥインクルプリキュア:©ABC-A・東映アニメーション
ONE PIECE:©尾田栄一郎/集英社・フジテレビ・東映アニメーション